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桐谷広人さんが教えてくれる 株主優待の基本x銘柄選びのポイント!!

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投資をはじめてみたいけれど、何から手をつけてよいかわからない─
そんな初心者のために、テレビでもおなじみの桐谷広人さんに「投資のイロハ」をきいてみました。
65歳の桐谷さんは、いかにして投資・優待生活を実践しているのか。桐谷さんと一緒に、気軽にはじめられる「投資のポイント」を身につけましょう。

下がったら「塩漬け」にして時機を待つ

わたしは57歳でプロ棋士の世界を引退しました。いま65歳です。現役時代は26歳の頃から厚生年金に加入していて、リタイヤ後は国民年金に加入しました。その両方の年金をようやく定期的にいただける年齢になったわけです。

桐谷広人

わたしが若い頃は、いわゆる高金利の時代で、銀行や郵便局の「定期」に退職金を預けておけば、その金利で老後の生活費くらいは賄えると思われていました。
けれども、いまは「ゼロ金利」といわれる時代です。現役リタイヤ後について、預貯金を取り崩して生活することを想像しがちですから、皆様も定期的に年金が支給されるとはいえ、老後への不安を感じてしまうのではないでしょうか。

わたしは、年金生活に入った方にも優待株への投資をぜひ検討してほしいと思います。配当金のほかにさまざまな金券類や商品などがもらえるので、現状では高金利があまり期待できない預貯金に比べて、むしろ安心だと思うのです。

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株主優待で、食料品や衣料類などへの出費を節約することも可能でしょう。わたしの場合、スーツやワイシャツ、ネクタイ、ベルトなどのほか、米や味噌、醤油なども優待で賄っています。生活必需品という観点で、優待株を選んでみるのもよいと思います。

ただし、年金生活に入った方は、現在の資金をなるべく減らさないように運用することが重要だとも思います。

桐谷広人

まずは少額の投資で、ある程度の配当が期待できて、自分にとって有益な株主優待がもらえる銘柄を選ぶとよいのではないでしょうか。
資金に余裕がある方でも、1銘柄1単元を基本にして、できるだけ多様な優待株に「分散投資」したほうがよいでしょう。倒産や上場廃止などへの備えという面もありますし、さまざまな優待品がもらえるほうが楽しいと思います。

心配なのは、株価が下がって元本が目減りすることでしょうが、わたしは株価が下がったら基本的には「塩漬け」(=値下がりした株式を、値上がりを期待して持ち続けることで、売るに売れない状態を指す)にしています。株価は上がったり下がったりするものなので、いったん下がっても、中長期的に見れば株価は回復するものだと思っています。余裕資金の範囲内で運用していれば、たとえ元本が目減りしても、売らずに「塩漬け」にして、配当金と株主優待をもらえれば十分と、いい意味で割り切れるはずです。
また、現役世代よりもリタイヤ後のほうが、子育てやローンなどにかかる出費が少なくなっているはずですから、株価が下がったときに「我慢がきく」のではないでしょうか。

「応援したい」と思える企業を選ぼう!

桐谷広人

「個別銘柄に投資すると、一日中マーケットの値動きを見ていないといけない。時間がもったいないし、面倒だ」といって、尻ごみする方もいるかもしれません。

わたしは約700銘柄を保有していますが、最近はテレビ出演や講演、雑誌のインタビューといった仕事が忙しいこともあって、一日中マーケットと「にらめっこ」というわけにはいきません。せいぜい1日1時間程度。けれども、それで十分なのです。ネット証券を利用しているからなのですが、たとえば、夜中でも売り買いの「指し値」を短時間で変更することができます。

インターネットのおかげで、情報収集にもそれほど時間がかからなくなりました。時間的な拘束や余計な手間を心配することはないと思います。 もし、パソコンが苦手なら、ぜひ教室などに通って操作を覚えてほしいと思います。ネット取引なら手数料が安くなりますし、情報収集も手軽にできます。年金生活に入った方なら、そうした新しいチャレンジも人生の楽しみのひとつになることでしょう。

株式投資をできるだけ長く、しかも安心して続けてほしいと思います。そのためには、まず余裕資金で運用すること。そして、自分が「応援したい」と思える銘柄を選ぶことが重要でしょう。わたしが保有する約700銘柄は、すべて日本株です。身近に感じる会社、よく知っている会社のほうが安心して投資できるのではないでしょうか。

桐谷さんのワンポイント・アドバイス、投資の心得!

「長期保有」でお得感アップ!

最近、自社の株をなるべく長期間、個人投資家に保有してもらえるように、保有期間に応じて株主優待の内容を変更する上場企業が増えているようです。たとえば、保有期間に関係なく一律、QUOカード500円分という優待だったものが、保有期間1年以上で2,000円分というような「優遇」を始めたり、1年以上2年未満の保有には買い物券を1枚追加、2年以上なら2枚追加といった会社もあったりします。ただし、保有期間については「基準日において、株主名簿に連続して○回以上登録されること」など、銘柄によって保有期間を計る基準が異なるので、インターネットなどで優待内容や条件をしっかり確認するようにしましょう。

相場の格言「人の行く裏に道あり 花の山」

テレビや新聞、雑誌、インターネットなどで、好業績や新規事業などが紹介された銘柄は、多くの場合、買い注文が増えて株価が上昇します。これは花見の名所でいえば、たくさんの花見客がメーン・ストリートを歩いている状態です。けれども、人出が極端に少なくなる裏道にも、同じように桜が咲いていることでしょう。つまり、業績不振や不祥事などが報道され、売り注文が多くなって株価が下降している銘柄でも、実力を備えた会社であれば、いつかは業績が回復するし、株価も上昇に転じるはずなのです。要は、一時的な情報に振り回されて、皆が買っているから自分も買う、皆が売っているから自分も売るというような安易な判断はしないことが大事なのです。

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プロフィール

元プロ棋士 桐谷 広人

1949年、広島県生まれ。将棋プロ棋士七段、故・升田幸三実力制第四代名人門下。現役時代から財テク棋士として有名で、保有する約700銘柄の株式のうち優待のある銘柄は400以上。2007年に現役を引退後は現金をほとんど使わない株主優待生活を続け、テレビ・雑誌など数多くのメディアで活躍している。『桐谷広人が教える株主優待ガイド』(日経BP社)、『桐谷さんの株主優待生活』(角川書店)など著書多数。

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