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大人対談【大人対談(第9回) 岡田 美里 × 南 美希子】

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【大人対談(第9回)】人生は、目の前にいる人のために 岡田 美里 × 南 美希子

一からブランドを育てる楽しさ

岡田 美里
「締め日」も知らない経営者

南

2006年頃からA・C・パークスジャパンの代表として、「手作り」の域を越えて本格的にビジネスの世界に身を置くようになりました。東京や神戸にティーサロンをオープンして、紅茶ソムリエの勉強もして……。

岡田岡田

ビジネスの事はソニープラザの方に一から教えてもらいました。「掛け率に合わせた価格を付けなきゃいけないんですよ」とか。恥ずかしい話ですが、当時は締め日と支払い日というのも知らなかった(笑)。請求書が届く度にいちいち振り込みに行って、一日に何回も銀行や郵便局を往復していました。「経営者って忙しいんだな」と感心したりして(笑)。

南

そして、トロールビーズの輸入総代理店の代表取締役社長に就任したのが2008年頃ですね。

岡田岡田

日本代表の交代を考えていたトロールビーズのオーナーから相談されたA・C・パークスのオーナーが私を推薦してくれたんですね。「彼女はブランドを本当に大事にするから君達の期待を裏切らないよ」って。A・C・パークスのオーナーからは「私の友達を助けてくれないか」と頼まれました。でも、私はそのブランド名くらいしか知らなかったんですね。ですから、トロールビーズの商品を120万円くらいで買う所から始めて、スタッフ3人で商品説明のタグを手書きして……という感じでスタートしたんです。少しでも知ってほしいから私のブログに手作りサンドイッチの写真と一緒にトロールビーズの写真をアップしたりして……。

南

通販番組の「ショップチャンネル」等でブレイクしましたが、美里さんにとっては本当に一から広めたアクセサリーだったんですね。

イメージ

岡田岡田

女性には自分のお気に入りの百貨店ってありますよね。ここで売られていたら素敵だなと思える空間があって……。そんな百貨店さんからお声掛けいただいた時には、自分で出掛けて行って交渉していました。相手の方は「本人が来ちゃった」と戸惑ってしまったようですが(笑)。

ブーム到来!でも「倒産」の大ピンチ……

南

トロールビーズにも美里さんの深い愛情が込もっているんですね。

岡田岡田

いろいろなブランドのトップの方に会う度に、「わからない事だらけなので教えてください」と相談していました。そんな初期の頃、銀座の百貨店でクリスマスセールの催事に出展したら初日だけで580万円も売り上げたんですね。もちろん私も売り場に立ちましたけど、大行列になって8人いた販売員さんがトイレにも行けないくらいお客さんが殺到したんです。

南

お疲れになったでしょうが、感激もひとしおだったでしょうね。

岡田 美里

岡田岡田

閉店直後に百貨店の方が「美里さん、おめでとうございます」と感極まったように声を掛けてくれました。でも私はヘトヘトで、他人事のように「ホント、良かったですね〜」って(笑)。直ぐに「自分の会社なんだから“ありがとうございます”でしょ」とスタッフに叱られましたけど。2週間のセール中に、偶然ですが「銀座で今一番売れているアクセサリー」というテレビ取材も入ったんです。テレビクルーにスタッフが「実は岡田美里がやっているブランドなんですよ」と説明したら「メインはアクセサリーで、売れているのは事実なので美里さんの絵はいりません」って(笑)。そんな事もあって、さらにお客さんが殺到して……。商品の補充のために何度も何度も仕入れの発注をしました。

南

その大成功のおかげで、会社も順風満帆になった?

岡田岡田

ところがそうじゃなくて、調子に乗って発注を掛けたものだから、仕入れ分の支払いができない状態になってしまって……。百貨店からの支払いは何カ月か後なので、その時間差のせいで黒字倒産しそうになったんです。立ち上げたばかりの会社だから銀行もお金を貸してくれない……。もう自殺するしかないとまで思い詰めました。

南

経験豊富な経営者なら、いろんな資金繰りの方法を知っているのかもしれませんが、どうやって乗り切ったんですか?

岡田岡田

旧友が集まる忘年会のパーティーがあって、気晴らしに出掛けたんですね。たまたまその席に、今は企業再生事業を手掛けているというお友達がいました。20年ぶりの再会でしたが、藁にもすがる思いで、改めて連絡をして事情を説明して「お金を貸してください」とお願いしたんです。「美里ちゃん、悪いけど会社の事をいろいろ調べさせてもらうよ。年明けにうちのオフィスに来て」という返事でした。仕事初め早々、スタッフと一緒に彼の所に行くと、「我が社で初めて直接融資します」と。それ以降、コンサルタントとして会社経営の手助けをしてもらうようにもなって、本当に友人には感謝しています。

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プロフィール

岡田 美里

1961年生まれ。1984年聖心女子大学卒業、雑誌「POPEYE」のモデルなどで活動した後、22歳の時に日本テレビ「ロサンゼルスオリンピック」キャスターとしてデビュー。NHK大河ドラマ「武田信玄」出演など女優としても活躍。28歳で結婚後、「婦人女性誌の表紙を最も多く飾った女性」に3年連続で選出された。2008年に行列のできるデンマークアクセサリー「トロールビーズ」の輸入総代理店の代表者を経て、2016年にデンマークの老舗ジュエリーブランド「ハウスオブアンバー」の取締役に抜擢。新しい仕事に挑戦している。祖母はデンマーク人、父はE.H.エリック、叔父は岡田真澄。デザイナー、モデルの長女、造形学部建築インテリア学を学んだ後、舞台女優となった次女がいる。

南美希子

1956年、東京都生まれ。聖心女子大学国語国文科3年時にアナウンサー試験に合格し、テレビ朝日に入社。情報・クイズ・歌番組などを主に担当し、特に伝説のOL向け情報番組「OH!エルくらぶ」の司会を長年務め「元祖女子アナ」として広く知られている。現在は、テレビ・ラジオをはじめ、エッセイストとしても活躍中。ビジネススキル、美容、恋愛、女性の生き方、ワークライフバランスなどをテーマに講演も行う。

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