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大人対談【大人対談(第8回) 葉加瀬 太郎 × 南 美希子】

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【大人対談(第8回)】夢を奏でる、大人の大航海 葉加瀬 太郎 × 南 美希子

音楽ほど素敵な「商売」はない!

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本当はセリーヌの歌が嫌いだった…

南

90年代半ば、クライズラー&カンパニーの終わりの方にはセリーヌ・ディオンのワールドツアーに参加されましたね。

葉加瀬葉加瀬

セリーヌのプロデューサーだったデイヴィッド・フォスターが日本に来た時、うちのプロデューサーが売り込みに行ったんです。その頃、彼のコンサートでゲストとして歌っていた新人がセリーヌだった。まだ売れる前のカナダからアメリカに出てきたばかりの、まだ「ビューティー&ビースト」を歌う前。その2年後に「To Love You More」のプロジェクトが始動したんです。

南

フジテレビのドラマのテーマ音楽としてエピックソニージャパンとフジテレビが出資して日本で制作した曲でした。オリジナル・ミックスにクライズラー&カンパニーが参加していますね。作詞・作曲はデイヴィッド・フォスターとジュニア・マイルス、編曲はデイヴィッド・フォスターとクライズラー&カンパニー。

葉加瀬葉加瀬

日本ではミリオンヒットでしたが、アメリカでリリースされた彼女のアルバムには収録されていなかったのです。「To Love You More」は、彼女にとっては完全なアルバイト(笑)。クライズラー&カンパニーが解散するのと同時期で、僕は「To Love You More」1曲だけのスペシャルゲストだった。初めの半年間くらいはコンサートでしか聴けない名曲だったのですが、アメリカのラジオ局などから火がついて、後で全米発売のアルバムに収録されて好評を博した。結局3年間、彼女のワールドツアーに帯同しました。

南

いかがでしたか? まったく違う世界が展開したわけですが。

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葉加瀬葉加瀬

当時の僕はセリーヌが歌っているような音楽は大嫌いでした(笑)。王道のポップスがまったく理解できなかった。クライズラー&カンパニーの6年間で、僕はロック志向になっていて、たとえばピンクフロイドが大好きになっていた。プログレッシブロックですよね、小難しくて大げさで、色恋とは関係ないという音楽。そんな時期だったから「なんだこれ」という感じで。けれども、コンサートのスタジアムを埋め尽くした3万人、5万人、10万人がウォーとなっているのを見て、ポップスの力に感動しました。

南

それまでの大スターといえばマイケル・ジャクソンやマドンナ。尖っていましたね。

葉加瀬葉加瀬

エキセントリックでエッジが立っていて、格好よくて前向き。セリーヌ・ディオンは真逆じゃないですか。カナダから出てきて、カントリーも歌うし、エンターテインメントの質としては田舎っぽかった。でも、マドンナと同じようにアメリカンドリームを体現したんです、タイタニックのあの曲で。その瞬間に立ち会えたし、当時のまさに世界一のツアーですからね。食事はレストランごとトラック2台でやって来る、移動のバスにはベッドが10個……。信じられないほど全てがゴージャスでした。

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「音楽家の義務」に誠実でありたい

南

作曲家の三枝成彰さんがおっしゃっていたのですが、「ポップスやロック、演歌は、人間の感性の一つのツボを集中的に刺激する。クラシックは、人間の感性のいろいろなツボをくまなく刺激する」と。両方の世界を熟知している葉加瀬さんとしては、どんな印象を持たれていますか。

葉加瀬葉加瀬

僕はいろいろなジャンルの音楽を聴くけれども、クラシックの中でも大嫌いなクラシックがいっぱいあるし、ロックにも嫌いなロックがいっぱいあるし。カテゴライズで決めることはできないと思います。ただし、僕にとって好きか嫌いかというのは、突き詰めると良い音楽か悪い音楽かということなんですね。自分のフィルターを通して自分のジャッジで良いか悪いかを選別して、自分の音楽を聴いてくれる人に伝えていく。これは僕たち音楽家の義務だと思っています。僕は、四六時中音楽を聴いています。朝から晩まで、ありとあらゆるものを。雑食で食いしん坊なので(笑)。そして、ファンクラブの会報とかコンサートなどおしゃべりする機会に「この音楽は絶対に聴いて」と言うし、逆に「この音楽は絶対に聴くな、時間の無駄だ」とも発信しています。

南

音楽に対する強い「愛」が伝わってきました。

葉加瀬葉加瀬

この世の中いろいろと楽しいことはあるけれども、音楽ほど楽しいことはどこにもないです、間違いなく。本当に面白いですよ。家を出る時に「仕事行ってくるぞ」と言いながら、実は遊びに出掛けているだけなんです。ミュージシャンは皆それを自覚しているので「人に言うな」というのが鉄則なのですが。家族には示しがつかないから仕事。でも、ドアを閉めた瞬間に遠足ですよ(笑)

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プロフィール

葉加瀬 太郎

1968年大阪府生まれ。1990年、KRYZLER&KOMPANYのヴァイオリニストとしてデビュー。セリーヌ・ディオンとの共演で世界的存在となる。1996年の解散後、ソロ活動開始。2002年、自身が音楽総監督を務める「アーティスト自身が自由に創作できるレーベル」“HATS”を設立。“HATS”におけるアーティストプロデュースはもちろん、イベントプロデュースや商品企画プロデュース等も行う。2007年秋、原点回帰をテーマにロンドンへ拠点を移し膨大なクラシックスコアと日々格闘。ラジオのパーソナリティーや個展を開く画家として、活動は音楽に留まらず多岐にわたり活躍中。

南美希子

1956年、東京都生まれ。聖心女子大学国語国文科3年時にアナウンサー試験に合格し、テレビ朝日に入社。情報・クイズ・歌番組などを主に担当し、特に伝説のOL向け情報番組「OH!エルくらぶ」の司会を長年務め「元祖女子アナ」として広く知られている。現在は、テレビ・ラジオをはじめ、エッセイストとしても活躍中。ビジネススキル、美容、恋愛、女性の生き方、ワークライフバランスなどをテーマに講演も行う。

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