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大人対談【大人対談(第7回) 野口 健 × 南 美希子】

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【大人対談(第7回)】夢に投資し続ける格好いい大人でありたい! 野口 健 × 南 美希子

「投資」とは、みらいの自分のために何かをはじめること。
自分自身にたっぷり時間をかけて、変わる自分をじっくり楽しむ「大人」ならではの愉しみです。
「人生」「お金」「遊び」など、すべてはみらいを拓くための新しい一歩。
大人対談第7回のゲストは、アルピニストとしてエベレストや富士山の清掃活動やさまざまな環境問題に取り組む野口健さん。フリーアナウンサーの南美希子さんがお話をうかがいました。

どんな状況でも、いま自分にできるベストを尽くす

ネパール大地震、「安全な村」が壊滅して…

南

野口さんは2015年4月、ネパールの大地震のときにちょうど現地に滞在されていました。約8,500人が死亡、エベレストのベースキャンプ付近では何度も雪崩があって、22人の登山者が亡くなったそうです。(2015年4月26日現在、現地メディアの報道より)よくご無事で……。

野口 健

野口野口

あの日は朝から雪が降っていました。僕はベースキャンプの手前の峠にいて雪の積もる斜面を登っていた。急にドーンという衝撃を感じて、最初は「でかい雪崩かな」と思いました。でも、すぐにグラグラっと揺れたので地震だとわかった。ネパールヒマラヤは本来、あまり地震がない地域で、今回も約80年ぶりの大地震だったそうです。だからシェルパたちは地震に慣れていない。すぐに落石の嵐になったので、あわててみんなで岩陰に隠れました。「当たったら終わりだな」と、久しぶりに命の危険を感じましたね。

南

そんな危険な中、その日のうちにシェルパの村まで下りて……。

野口野口

村は安全な場所というのが常識ですよね。そもそも山が危険な場所で、村は安全だと。けれども薄暗い中、ようやく村にたどり着いたら、石積みの建物がほぼ全滅の状態でした。安全だった場所がやられている。そうした日常が破壊された光景というのは精神的なダメージが大きくて、僕もすごくショックを受けたし、村の人たちも放心状態でした。

南

その頃には日本でも大きなニュースになっていました。

野口野口

衛星電話がようやくつながって、日本と連絡が取れるようになって、初めてカトマンズなどネパール全体の被害の状況がわかったんですね。シェルパの村では、一切情報が入らなくて……。村から麓に下りたら、あまりにもひどいことになっていたので、何か自分にできることがないかと思って、しばらく残ることにしたんです。

南 美希子

南

3週間くらい滞在されたんですよね。

野口野口

余震の被害がすごかったです。ようやく片付けたと思ったら、ドーンときて、さらに建物が崩れていく。現地の人も「この国はもうダメかもな」などと嘆いていました。カトマンズの空港までは世界中から救援物資が集まっていたんです。でも、カトマンズから先は道路が寸断されて、救援物資が届けられないという状況でした。

本格的な復興は、まだまだこれから!
イメージ

南

日本の自衛隊も救援活動に入りましたが、大変だったと聞いています。

野口野口

一番に必要なのはヘリだったんですね。しかし、高地飛行のリスクや空港の受け入れ能力の問題などで数が全く足りていませんでした。アメリカのオスプレイが3基、飛んで来たときには、ネパールの人たちは喜んで拝むようにしていましたが……。

南

野口さんはすぐにインターネットを通じて「ヒマラヤ大震災基金」を立ち上げて寄付を募り、早い段階からテントを送るなどの支援活動を続けておられます。

野口野口

現場にいたのは偶然ですが、そこにいる以上、なにかしら意味を見出さないといけないと思ったんです。なので、1週間くらいエベレスト街道沿いの村を回って、建物の倒壊状況のリストを作りました。ネパールは5月下旬から雨期に入ります。標高3,000〜4,000mの村はものすごく寒くなり、5,000mのところでは雪になる。みんな壊れた家の廃材を組んで、ブルーシートをかけたバラックで生活をしていたのですが、そこに雨水が入ったら住む場所を失ってしまいます。ということで、まず必要なのは防水のきいた大きなテントだなと。けれどもネパールにはない。かといって日本のものは高い。そこで、インドのメーカーにかけあって、そこからテントを送るようにしました。日本に帰ってみたら、数週間で基金が4,000〜5,000万円になっていたんですね。これには感動しました。

南

ネパール政府の対応が追いつかず、なかなか支援が行き渡らないという面もあるそうですね。

野口野口

そういうこともあって、当初から政府の機関を通さずに直接、個人的に支援することにしています。自分自身で被害を確認したヒマラヤのこの地域と限定して。ネパールは人件費が高騰して大変なのですが、壊れた家、学校、お寺も立て直していかなければいけない。本格的な復興はまだこれからなのです。

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プロフィール

野口 健

1973年アメリカ・ボストン市生まれ。亜細亜大学卒業。植村直己氏の著書に感銘を受け、登山を始める。99年エベレスト(ネパール側)の登頂に成功し、7大陸最高峰世界最年少登頂記録を25歳で樹立。以降、エベレストや富士山に散乱するゴミ問題に着目して清掃登山を開始。2007年エベレストのチベット側から登頂に成功。近年は地球温暖化による氷河の融解防止に向けた対策、日本兵の遺骨収集活動などにも尽力。亜細亜大学客員教授、了徳寺大学客員教授、東京都レンジャー名誉隊長、山梨県富士山レンジャー名誉隊長。

南美希子

1956年、東京都生まれ。聖心女子大学国語国文科3年時にアナウンサー試験に合格し、テレビ朝日に入社。情報・クイズ・歌番組などを主に担当し、特に伝説のOL向け情報番組「OH!エルくらぶ」の司会を長年務め「元祖女子アナ」として広く知られている。現在は、テレビ・ラジオをはじめ、エッセイストとしても活躍中。ビジネススキル、美容、恋愛、女性の生き方、ワークライフバランスなどをテーマに講演も行う。

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