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大人対談【大人対談 特別対談(第6回) 三浦雄一郎 × 南 美希子】

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【大人対談 特別対談(第6回)】世界一の冒険家に学ぶ、夢をかなえるチカラ 三浦 雄一郎 × 南 美希子

綿密な計画、トレーニング、そして絶対に無理をしない!

南 美希子
山登りは、想像以上に重労働

登山をされる方が増えている中で、今回の対談主催の東海東京証券は今年で第三回を迎える「夏山フェスタ」に協賛するそうです。本格的に夏の登山シーズンとなりますが、最近、高齢者で登山される方も増えているようです。一方で遭難も多いのですが、プロ中のプロからアドバイスをするとしたら……。

三浦

山登りというのは、想像以上に重労働なんですよ。1,000メートルの標高差を登り下りしたとき、平地でのウォーキングに換算すると、運動量は40〜50キロ歩いたときと同じともいわれています。ウォーキングはほとんど空身ですよね。山登りは10キロくらいの荷物を背負って歩くでしょう。そして下りは、足に体重の4〜5倍の負荷がかかる。普段からトレーニングしている人なら別ですけれども、体力を異常に消耗してしまうんですね。山では転びやすくなるし、雨風が吹いたら体温がどんどん下がってくる。結果、遭難ということになるんです。まずは、こうしたことを覚えて十分注意してほしいですね。

登山に備えた日々のトレーニングがやはり必要なんですね。

三浦

それと、十分に余裕のある行程で登ることが大切です。睡眠不足も厳禁。ぼくは80歳のエベレストのときには、たっぷり休養をとれるように「年寄り、半日仕事」と決めて行動しました。3月出発の日程でしたが、1月15日に心臓の不整脈の手術をしたんですね。それで、エベレストのベースキャンプまでのヒマラヤ・トレッキングの行程を心臓のリハビリにあてることにしたのです。

富士山を超える標高の山中を何日も登って歩くわけですよね。

三浦

通常は朝出発して日暮れまで登る。体が慣れないうちは、鍛えている若い登山家でもフラフラしてしまう行程です。同じやり方で、大腿骨も骨折して心臓も悪いという80歳の人間が登ったら死んでしまうと。なので、朝出発して昼まで登って、そこに泊まると決めたんです。ゆっくり体を慣らせば心臓に影響しないと。昼寝をして目を覚ましたら空身でその辺を散歩。みんなでケーキを食べたりコーヒーを飲んだり。たっぷり休養をとって翌朝出発。半日、半日と行動して、ゆっくりゆっくりベースキャンプまで行きました。おかげで高山病もまったくなし。無理して疲れるから高山病にもなるし、事故も起こる。寝不足がやっぱりよくないですよ。

三浦 雄一郎

高齢者に限らず、無理しないで慎重にということですね。最近は噴火も心配です。地震もありますから、情報もしっかり集めないと……。

三浦

綿密な計画を立てて、トレーニングを積んで、現場に行ったら絶対に無理しないこと。よく山では「引き返す勇気」と言いますが、頂上がすぐそこでも、体力的な不安や危険を感じたら無理せずに引き返す。年齢を重ねても山を目指すというのは、素晴らしいことですよ。登山は究極のアンチエイジングだと、ぼくは思っています。元気だから山に行くんじゃなくて、山に行くから元気なんです。オヤジの敬三もよく言っていました。「敬三先生、元気ですね、だからスキーができる」と言われると、「そうじゃないんだ。スキーやるから元気なんだ」と。ぼくも山から元気をもらっているんですね。

守りに入ったとたん、人間は衰える

2030年には65歳以上の割合が25パーセントという、世界に先駆けて超高齢化社会をむかえる日本ですが。三浦さんは、本当に高齢者の鑑のような方です。

三浦

ぼく自身、たくさん病気したりケガしたりしていますよね。じつは普通の高齢者と同じなんです。ただ普段から「攻める健康法」をしているから、ケガをしても病気になっても治りが早い。そして、今度はチョー・オユーをスキーで滑ってやろう、エベレストにまた登ろうという、大きな目標や夢があるから続けられるんです。

いくつになっても、自分なりのエベレストを設定するということが大事なのでしょうね。

三浦

山を登らなくても、今度はあの温泉に行こうでもいいんです。そういう行動面での夢や目標があれば、それまで病気をしない、病気しても治したいというチカラが出てきますから。ある程度の年齢になると、どうしても守りに入りますよね、人生という意味でも。でも、守りに入ったとたん、ぼくはメタボになって、余命3年と宣告されたんです。そこから攻めに転じて、エベレストに挑戦しようと決意したおかげで、健康というレベルを超えた……。いま体力的な数値は40代です。自分でも予想外ですが、実は誰にでもそういうチカラが備わっているんですね。

三浦 雄一郎

85歳での挑戦も、ぜひ成功していただきたいなと思います。これからもどうぞお元気で。わたしたちの生きるお手本でいてください。わたしも今日からダンベルシューズを履いて、攻める健康法を実行しないと……。

三浦

最初は無理しないで、いまのレベルから徐々に上げていくこと。それがとても大事ですよ。

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プロフィール

三浦 雄一郎

1932年、青森県生まれ。1964年イタリア・キロメーターランセに日本人として初めて参加、時速172.084キロの当時の世界新記録樹立。1966年富士山直滑降。1970年エベレスト・サウスコル8,000m世界最高地点スキー滑降(ギネス認定)を成し遂げ、その記録映画[THE MAN WHO SKIED DOWN EVEREST]はアカデミー賞を受賞。1985年世界七大陸最高峰のスキー滑降を完全達成。2003年次男である三浦豪太氏とともにエベレスト登頂、当時の世界最高年齢登頂記録(70歳7ヶ月)樹立。2008年75歳2度目、2013年80歳にて3度目のエベレスト登頂〔世界最高年齢登頂記録更新〕を果たす。

南美希子

1956年、東京都生まれ。聖心女子大学国語国文科3年時にアナウンサー試験に合格し、テレビ朝日に入社。情報・クイズ・歌番組などを主に担当し、特に伝説のOL向け情報番組「OH!エルくらぶ」の司会を長年務め「元祖女子アナ」として広く知られている。現在は、テレビ・ラジオをはじめ、エッセイストとしても活躍中。ビジネススキル、美容、恋愛、女性の生き方、ワークライフバランスなどをテーマに講演も行う。

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