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大人対談【大人対談 特別対談(第6回) 三浦雄一郎 × 南 美希子】

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【大人対談 特別対談(第6回)】世界一の冒険家に学ぶ、夢をかなえるチカラ 三浦 雄一郎 × 南 美希子

遺伝子は関係ない。誰にでも可能性はある

二人
生きる執念で、死神の誘惑に克つ!

山頂からの晴れやかな表情、映像が印象的でした。

三浦

じつは心の中は、95パーセントが生きて帰るぞという緊張感で、達成感はほんの5パーセント。毎回そうです、登りより下りのほうが辛いから。エベレストで命を落とす、ほとんどが下山時の遭難なんですね。登りで体力を使い切ってしまって。途中で苦しくなってくると、あっ、ここで死んだほうが楽だなと思ってしまうんですよ。死神の声が聞こえる。「あなた、ここで手を放しなさい、楽になるから」と……。その誘惑にどう耐えるか。100パーセント生きて帰る、200パーセント生きて帰りたいという、生きる執念しかない。これを持たない限りは生きて帰れませんから。8,500メートルのキャンプに戻って、ハチミツを溶かした熱い湯を飲んで、ようやく少しだけほっとしました。

2018年に85歳で、ヒマラヤにそびえる世界第6座、8,201メートル峰チョー・オユーからのスキー滑降に挑戦することを宣言されています。

三浦

悪のりしているわけではないのですが。チョー・オユーはエベレストから30キロほど離れていますが、目の前の山という感じ。山頂からスキーで滑ろうと思っています。今年から富士山でトレーニングを始めよう、来年からは海外でと……。

南 美希子

そこに陸路で行くのも大変という年齢ではありますが。命ある限り、挑戦という人生ですね。

三浦

最近、ボケたせいか、年は忘れています。人間、いくつになってもなかなか変わらないものなんですね。

夢や目標に向かって、人生を工夫する

遺伝子についてですが、三浦さんには特別な遺伝子は見当らなかったという研究グループの報告がありました。遺伝に関係なく、環境やトレーニングによって人間はこんなにも強くなれるのだという証左だと思います。みんながとても励まされる事実です。

三浦

順天堂大学の白澤卓二先生のところで親子3代、長年検査してもらっています。冒険の遺伝子、スーパーアスリートの遺伝子、長寿の遺伝子というものがあるのですが、どれも出てこなかった。遺伝子はまったく平均的。だから、誰にでも可能性はあるということです。もし特徴があれば、そのおかげだということになるわけですが。父の敬三にも息子の豪太にもなかった。オヤジの兄弟は70代で亡くなっていて、101歳で亡くなるまでスキーを滑り続けた敬三だけ特別だったんです。それは、スキーをやりたいがために、体を鍛えて、玄米食など食べ物に気をつけていたから。100回以上噛むのが体にいいと、入れ歯でも噛み続けていた。そんな暮らしをしていたら、やっぱり元気で長生きになりますよ。

三浦さんの場合は、召し上がりたいものを食べる。ステーキ好きは有名ですね。

三浦

東京の事務所の近所に「CHACOあめみや」というステーキハウスがあって、そこは500グラム、1キロ、1.5キロというブロックで肉を焼いてくれるんです。ぼくはいつも1キロ注文する。その店で食べるときには、朝ご飯はちょっぴり、昼はなし、飢えた狼のような状態で行くんです。だから、おいしくたっぷり食べられる。でも不思議なもので、次の日にはお腹がすいているんですね。肉は、すごく消化にエネルギーが必要だから、いっぱい食べるほどカロリーを多く消費するのかもしれません。

三浦 雄一郎

90歳で、もう一度エベレストという夢も語られていますよね。

三浦

90歳でも目標があったほうが人生は面白いと思って。夢があれば、もっと元気で頑張りたいとなるし、いろいろ工夫するんですね。トレーニング、食べ物、逆に休養も。あと期待しているのは、いま再生医療がありますから。自分の細胞を使って若返るという治療法ができつつある。そんな科学の進歩も取り入れたら、90歳でエベレストも、決してホラ話に終わらないと思いますよ。

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プロフィール

三浦 雄一郎

1932年、青森県生まれ。1964年イタリア・キロメーターランセに日本人として初めて参加、時速172.084キロの当時の世界新記録樹立。1966年富士山直滑降。1970年エベレスト・サウスコル8,000m世界最高地点スキー滑降(ギネス認定)を成し遂げ、その記録映画[THE MAN WHO SKIED DOWN EVEREST]はアカデミー賞を受賞。1985年世界七大陸最高峰のスキー滑降を完全達成。2003年次男である三浦豪太氏とともにエベレスト登頂、当時の世界最高年齢登頂記録(70歳7ヶ月)樹立。2008年75歳2度目、2013年80歳にて3度目のエベレスト登頂〔世界最高年齢登頂記録更新〕を果たす。

南美希子

1956年、東京都生まれ。聖心女子大学国語国文科3年時にアナウンサー試験に合格し、テレビ朝日に入社。情報・クイズ・歌番組などを主に担当し、特に伝説のOL向け情報番組「OH!エルくらぶ」の司会を長年務め「元祖女子アナ」として広く知られている。現在は、テレビ・ラジオをはじめ、エッセイストとしても活躍中。ビジネススキル、美容、恋愛、女性の生き方、ワークライフバランスなどをテーマに講演も行う。

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