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大人対談【大人対談 特別対談(第6回) 三浦雄一郎 × 南 美希子】

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【大人対談 特別対談(第6回)】世界一の冒険家に学ぶ、夢をかなえるチカラ 三浦 雄一郎 × 南 美希子

人間いくつになっても、鍛えれば変わる!

三浦 雄一郎
60歳を過ぎて「余命3年」を
宣告された

日本のみならず世界中の人たちに勇気をあたえてくれた偉大な「冒険野郎」も、50歳代後半になって、第一線から退かれましたね。

三浦

その頃、植村直己や加藤保男、山田昇、長谷川恒男といった世界的に有名な登山家、冒険家たちが、次から次と遭難して逝ってしまった。ぼくは運よく生きのびて、もう60歳近いから、これからはのんびりしようと思ったんです。ある意味、燃え尽き症候群でしょうね。東京や地方で講演などの仕事をこなして、自宅のある札幌へ帰ると、若い連中を集めては盛大にジンギスカン、焼き肉、ビールという生活。それまでは朝、いくら二日酔いでも、走ったりトレーニングしたりしていたのですが、引退したつもりですから、まったくやらなくなって。もう、飲み放題に食べ放題。体重がどんどん増えて、身長165センチで、体重が100キロ近くになってしまいました。

あっという間に、メタボリックシンドロームですか。

三浦

60歳を過ぎてから狭心症が進んで、高血圧に高脂血症、糖尿病も……。まさに、生活習慣病のデパートになってしまって。やりたいことがないし、それでもいいのかなと思っていたのですが。数値を調べたら異常に悪くて、このままいったら2、3年のうちに人工透析。それどころか、先輩の医者から「これじゃあ、三浦くん、余命3年だよ」と宣告されまして。その頃、90歳を過ぎたぼくの父親・三浦敬三が99歳、白寿になったらフランスのモンブランをスキー滑走したいと言い出したんですね。よし、オヤジがモンブランなら、65歳のぼくは70歳でエベレストだと。まずはメタボを治そうと。なにせ体脂肪率45パーセントという超肥満でしたから。

そこから鍛え直して肉体改造を……。大変だったでしょうね。

二人

三浦

大雑把な計画ですが、最初の2年は日本でトレーニングをして、目標は富士山を登ること。富士山を登れれば、5年後のエベレストに登れる可能性も見えてくると。ところがですね。その第一歩として、札幌の円山公園のそばに藻岩山という標高531メートルの山があるのですが。ケーブルカーがあって、山頂に山の神が祀っている。これに登ろうとしたら、登り始めて30分で心臓がおかしくなって脂汗が出て足もつって、途中でのびてしまったんです。こんな状態でエベレストなんて……と気が遠くなる思いでした。

そんな状態でもあきらめなかった?

三浦

逆に考えたんですね。かえってこのほうが面白いんじゃないかと。500メートルの里山を登れなかったじいさんが、5年間のトレーニングを経てエベレスト、世界最高峰8,848メートルに登れたとなったら、こんな面白いことはないと。

ダンベルシューズで「攻める健康法」を実践

ただトレーニングといっても、三浦さんの場合、仕事であちこち飛び回っていますから、なかなか時間がとれない……。

三浦

そこで、常時ダンベルシューズを履き、ザックを背負って歩くことにしたんです。今日も履いていますが、片足1.7キロずつの重りが入った特製のシューズです。最初は重さ1キロのシューズを履き、背中に10キロのザックを担いで散歩。徐々に負荷を増やしていった。東京の事務所があるここ千駄ヶ谷から東京駅まで、距離は約9キロあるんですが、片足5キロずつ履いて、20キロのザックを背負って、東京駅まで歩いていって新幹線に乗る。ふらふらになりながら座席に荷物をドーンと置いて、汗びっしょりだからトイレいってすぐ着替え……。いまでもそんなトレーニングは続けているんですよ。

二人

都心は坂道が多いので、ものすごくハードですよね。

三浦

最大では片足10キロずつと30キロのザックを背負っていました。健康法には2種類あると思うんですね。ひとつは健康を守りましょうという健康を維持するためのもの。朝起きたらウォーキング、ラジオ体操、体にいい食材や食べ方、早寝早起きとか。これはこれで健康法の基本でしょう。でも、これだと健康的ではあるけれども、それなりに老化していく。なので、メタボを治す、エベレストに登るという目標を達成するためには、もっとハードな、体力を高める「攻める健康法」をしないといけないんです。

食生活はあまり変えなかった?

三浦

酒も飲み、食べたいものを我慢するということはしていません。だまってそのままいればメタボになる内容ですが、それ以上の運動、負荷をかけたから、メタボは完全に治りました。筋肉や骨、関節も丈夫になった。そして、エベレストに70歳で登って、75歳でも登って……。

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プロフィール

三浦 雄一郎

1932年、青森県生まれ。1964年イタリア・キロメーターランセに日本人として初めて参加、時速172.084キロの当時の世界新記録樹立。1966年富士山直滑降。1970年エベレスト・サウスコル8,000m世界最高地点スキー滑降(ギネス認定)を成し遂げ、その記録映画[THE MAN WHO SKIED DOWN EVEREST]はアカデミー賞を受賞。1985年世界七大陸最高峰のスキー滑降を完全達成。2003年次男である三浦豪太氏とともにエベレスト登頂、当時の世界最高年齢登頂記録(70歳7ヶ月)樹立。2008年75歳2度目、2013年80歳にて3度目のエベレスト登頂〔世界最高年齢登頂記録更新〕を果たす。

南美希子

1956年、東京都生まれ。聖心女子大学国語国文科3年時にアナウンサー試験に合格し、テレビ朝日に入社。情報・クイズ・歌番組などを主に担当し、特に伝説のOL向け情報番組「OH!エルくらぶ」の司会を長年務め「元祖女子アナ」として広く知られている。現在は、テレビ・ラジオをはじめ、エッセイストとしても活躍中。ビジネススキル、美容、恋愛、女性の生き方、ワークライフバランスなどをテーマに講演も行う。

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