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大人のマネー術 大人対談【大人対談第3回 手嶋龍一 × 南 美希子】

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【大人対談第3回 インテリジェンスと投資の深い関係 手嶋龍一 × 南 美希子

いま「資本主義の成熟」が求められている

「万パチ」のスピリット

日本人は投資に対して、貯蓄から投資というような導線を政府も引いていますが、まだ消極的だったり懐疑的だったりします。アメリカなどと比べて、どうすれば、もう少し積極的になれるのでしょうか。

手嶋

資本主義の精神、スピリットを持つかどうかでしょう。つまり、「万パチ」のスピリット、1万回に8回当たればよしという精神的な風土が不可欠ですよね。それには、稀な成功でも、全体として十二分なリターンがあるという社会システムを構築する必要がある。

南美希子

アメリカですと、税制も違うでしょうから。

手嶋

成功した人たちは、自分の資産の半分を社会に還元します。きれいごとでお返しするというのではなくて、富を独占することは、いろいろな意味で危険だからです。アメリカの税制はとても優れたもので、こんなふうに使ってくださいと使途を指定して納めることが可能です。日本は巨大な官僚機構が介在していて、それをさせません。

やはり、フロンティア・スピリットというのがいまもあるのでしょうね。

手嶋

万パチというのは、たんにギャンブルではありません。投資によって大きなチャンスをつかむ人がいる、ということなのです。志の有無だけではなく、本当に投資を呼び込もうとすれば、税制上の優遇措置もとても大切になってきます。アメリカには相続税が原則的にありません。次の世代へ元手の継承ができるということは、まったく新しい社会のシステムを、新しい時代に備えて変えていくことを可能にするのです。

成熟社会らしい投資スタイルを

いまの日本に、そういう面での変化のきざしが見えますか。

手嶋

ぼくは「ふるさと納税」はとても将来性があると思っています。モノをもらうことを目的にしているからダメだという人もいます。いままで納税して、なにかご褒美をもらったことなどありません。先日、山形県の天童市に行ったのですが、天童にふるさと納税するのは、とてもおすすめです。おいしいサクランボ「佐藤錦」が送られてきます。いま総額で1億円のふるさと納税が集まっているそうです。

手嶋龍一

日本の仕組みも変わりつつあるということでしょうか。

手嶋

税金を払えばリターンがあって、東京に住んでいる人も、見どころのある地方を応援する。新しいシステムです。投資の仕組みにしても、それを通じて社会を変える、社会に参加する、社会からリターンがもらえる。そんなシステムを創造することが求められています。

そういう意味で、「大人の投資倶楽部」のみなさんに、おすすめの投資法があれば教えてください。

手嶋

主要な資産は堅実に確実に運用をする。しかし、余裕のある部分については、まったくのハイリスク・ハイリターンの分野に、損切りのつもりで投資してみるというのはいかがでしょうか。証券会社もそういう新しいメニューを多様に用意することが求められていると思います。それは資産運用という枠を越えた、社会により参加し貢献するというような投資の道が拓かれるといいですね。

上質な大人の投資について、その真髄を語っていただいたように思います。国の仕組みをもっと大きく、ダイナミックに変えなきゃいけない。投資家自身の心構えとしても、一攫千金ではなく、社会にアクセスして社会に貢献するという自覚が非常に大事だということ。よくわかりました。

手嶋

たとえば、NISA(少額投資非課税制度)なら、いまの100倍でもよいと思います。そうでなければ、いつまでも外国人投資家の動向で、値下がりしたり値上がりしたりとなりますから。いずれにしても、投資を通じて社会とつながっているというのは、とても素晴らしいことだと思います。成熟社会らしい投資のスタイルというものを、大人たち一人ひとりが真摯に模索することを願っています。

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プロフィール

手嶋龍一のプロフィール

1949年、北海道生まれ。慶應大学経済学部卒業後、NHK入局。元 NHK ワシントン支局長として、9.11テロ事件では11日間にわたる24時間連続の中継放送を担当。独立後に発表した『ウルトラ・ダラー』(新潮社)は、日本初のインテリジェンス小説と呼ばれ、33万部のベストセラーとなる。慶應義塾大学大学院教授としてインテリジェンス論も担当し、外交・安全保障を中心に後進の指導にも積極的に取り組んでいる。最新刊は『賢者の戦略―生き残りのためのインテリジェンス』 『知の武装─救国のインテリジェンス』(佐藤優氏との共著、新潮社)など著書多数。

南美希子

1956年、東京都生まれ。聖心女子大学国語国文科3年時にアナウンサー試験に合格し、テレビ朝日に入社。情報・クイズ・歌番組などを主に担当し、特に伝説のOL向け情報番組「OH!エルくらぶ」の司会を長年務め「元祖女子アナ」として広く知られている。現在は、テレビ・ラジオをはじめ、エッセイストとしても活躍中。ビジネススキル、美容、恋愛、女性の生き方、ワークライフバランスなどをテーマに講演も行う。

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