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シニア世代のライフプラン

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永続家計を実現するためにリタイヤまでにやっておきたい5つのこと

「生涯現役」への布石を打とう

こんにちは、FP&永続家計アドバイザーの豊田です。「リタイアまでにやっておきたい5つのこと」最終回は、「生涯現役」への布石です。

ファイナンシャル・プランナー 豊田 眞弓

ファイナンシャル・プランナー
豊田 眞弓
とよだ まゆみ

ローゴ(老後)は1日にしてならず

厚生労働省が発表した2014年の簡易生命表の概況によると、平均寿命が男性80.5歳(昨年比+0.29歳)、女性86.8歳(昨年比+0.22歳)とまた上がりました。今後も上がっていくことも考え併せると、今や人生90年時代、あるいは95年時代と言っても過言ではないでしょう。

老後が伸びる中、企業の定年が段階的に65歳になるとはいえ、ずっと同じペースで収入があるとは限りません。60歳、中には55歳で収入の伸びが止まり、その後は収入が半減するような体系になっている企業もあり、老後資金準備ができる時期は限られます。

一方で、受け取れる年金額は今後3割程度下がる(マクロ経済スライドによる年金額引き下げを保留にしていたツケがたまり、物価が上昇しても上がらず、実質的な価値が下がる)と見られています。さらには、医療・介護の受益者負担は増加傾向にあり、また、消費税増税も10%で留まるとは限らず、「自分らしいセカンドライフ」を実現するのは容易なことではありません。私自身の相談業務の中でも、いわゆる「老後破綻予備軍」の家計に出くわす確率が上がっています。

「ローマは1日にしてならず」ですが、「老後(資金準備)も1日にしてならず」です。老後資金準備は少なくとも40代になったら、本気で始める必要があると思います。しかし、あまりにも不確定要素が多いため、貯蓄と年金だけでは心もとない。また、そもそも老後資金不足が想定されるご家庭ではむしろ必須ですが、これからの老後資金準備には、「生涯現役」のための準備も必要です。

目指せ、生涯現役!

ちなみに、現在の60歳以上世帯の老後の生活資金源はどうなっているかというと(複数回答)、公的年金や企業年金等が中心なのはもちろんですが、他にも、就業と金融資産の取崩しが1/4程度ずついます。また、不動産収入がある人や、子どもなどから支援を受けている人、利子配当所得が老後資金になっている人なども、少数ですがいます。

老後の生活資金源(60歳以上世帯)*複数回答

(金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」2014年)

生涯現役ということは、この中でいう「就業」が該当します。たとえば、70代以降に月10万円でも5万円でも収入が得られれば、年金では足りない生活費を補填することができます。周囲の大先輩の方々にも、特技や専門技術、趣味を生かして講師をして月数万円の収入を得ている方はいます。また、野菜を作って食費を浮かせるのも、就業の一種かもしれません。

生涯現役を考えるには、それを前提にしたキャリアプランをたて、現役時代から準備しておくことも大事です。資格やスキルなど必要なものがあれば習得し(「教育訓練給付制度」を活用しよう!)、会社の就業規定に引っかからないよう注意しながら週末起業やボランティアをするなど準備をしておきたいものですね。

雇用保険の制度。所定の条件に合う人が、国が指定する専門学校などの訓練施設で学び、修了した場合、給付金が受けとれます。

そして、生涯現役の1つの形として「投資」も挙げられます。上図では、不動産収入、利子配当所得、それと金融資産の取崩しの一部も該当すると思われますが、お金や資産に働いてもらうのです。「投資力も1日にしてならず」、です。リタイア後も投資を行うつもりなら、やはり現役時代から投資の基本などを学ぶとともに、実践することで経験値と判断能力を磨いておきたいものですね。

ワンポイントアドバイス

平均寿命がじわじわ伸びる中、年金額の減少や医療・介護の受益者負担増、消費税の増税なども重なり、「自分らしいセカンドライフ」を実現するのは簡単ではありません。老後資金準備は40代になったら本気で始める必要がありますが、どんなに老後資金準備を頑張っても、不確実な要素が多い分、「貯蓄を取り崩して老後資金不足を埋める」という考え方だけでは安心できない時代です。
今後は、老後資金準備の中に「生涯現役」のための準備も必須になってくるでしょう。「教育訓練給付制度」を活用するなどして生涯現役につながる資格やスキルを身に付け、70代、80代になっても、年金以外に月数万円でも収入が得られれば、安心度はアップします。

生涯現役の1つの形が「投資」です。リタイア後も退職金などを含む虎の子に働いてもらうのです。ただし、投資にはどうしても知識や経験が求められるので、現役時代から実績を積み上げておきたいもの。成功体験も失敗体験も、次に生かせる機会があるならすべて無駄にはなりません!

ファイナンシャル・プランナー 豊田 眞弓

FPラウンジ ばっくすてーじ代表。経済誌・女性誌等のライターを経て1994年より独立系FP。「家計の永続性」をテーマに据え、個人相談や講演会、雑誌や新聞、サイトへの寄稿や記事の監修などを行っている。6カ月かけて家計を見直す「家計ブートキャンプ」も好評。40代からの生き方をマネー面から考える「親の介護・相続と自分の老後に備える会」事務局長。「マイホーム賢い人はこうして買う」(PHP研究所) 、「50代家計見直し術」(実務教育出版社)など著書多数。座右の銘は「今日も未来もハッピーに」。

投資【第4回】

セカンドライフ【第5回】

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