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シニア世代のライフプラン

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永続家計を実現するためにリタイヤまでにやっておきたい5つのこと

大人なアナタは「こだわり支出」の仕分けをしよう!

こんにちは、FP&永続家計アドバイザーの豊田です。「リタイヤまでにやっておきたい5つのこと」第3回は、「こだわり支出の仕分けをしよう」です。

ファイナンシャル・プランナー 豊田 眞弓

ファイナンシャル・プランナー
豊田 眞弓
とよだ まゆみ

「仕送りプラン」が成り立たなければ固定支出の見直しを

第2回で未来の自分への「仕送りプラン」を作った方の中には、「理想的な仕送りプラン」と「実際にできる仕送り額」の間に遠くて深ーい溝を実感した方もいるのではないでしょうか。見ないふり&聞こえないふりをして、ふたをしてしまうのはキケンな行為です。

年金が少なく、暮らしに頭を悩ませている人の話をよく聞きますが、自分らしい人生を全うするには自助努力が欠かせず、しかも、早く気づいて早く手を打つ必要があるのです。これを機に、ムダな支出を抑えて、きちんと必要な分を仕送りできるようにしたいものです。老後の生活レベルを下げて暮らす覚悟をするか、あとは生涯現役を通す方法もあります。

支出の見直しでは、毎月固定的にかかる「固定支出」の見直しから始めるのがセオリー。なぜなら、1度の見直しで継続的に支出を削減できるからです。

固定支出には下のようなものがあります。また、それぞれの見直しのツボも整理しておきます(教育費は次回詳しく取り上げます)。効果のある見直し項目があればぜひ実行しましょう。ご自身でわからない場合は、FP等に相談するのも手です。

表1 「固定支出」見直しのツボ

費用 見直しのツボ
自動車関係費
(マイカーローン含む)
車を持たずにカーシェアやレンタカーを利用することで月数万円の節約に。
車が必需品の場合はできませんが…。
住宅ローン 借換手数料がかかっても借換えメリットが出る場合もあります。残債2,500万円、残期間20年、金利全期間2.2%⇒固定20年1.8% (保証料なし、事務手数料43,200円、ボーナス払いなし) への借換の例で、月返済額が128,852円⇒124,157円へ下がり、20年間の総返済額で約109万円も違ってきます。
生命保険料 必要な保障を見極め、また、非喫煙健康体型の収入保障保険などに置換えることで、保険料の引下げも可能です。元々入っていた保険内容によっては、月数千円の保険料を節約できる場合もあります。特に、末子が大学を卒業したら、高額な死亡保障は不要になります。
通信費 格安スマホ+通話やメールはガラケーなど使い分けをして節約を。内容によっては月数千円から1万円近い節約が可能な場合も。

問題は「こだわり支出」だった!?

固定支出の次は流動支出の見直しです。これまでお客様の家計を拝見して感じることなのですが、大人になるとライフスタイルが完成し、さまざまなこだわりも生まれます。また、お付き合いも広がり、気持ちの上で「削れない支出」が増えていきます。それが大人世代の節約の難しさにもつながっています。

大人の家計の見直しにおいて大事なのは、「支出にメリハリをつける」ことです。どうしても譲れない「こだわり支出」を洗い出し、ギリギリの妥協点を見つけるのです。その支出がどうしても削れないのであれば、他の支出を削る形でバランスを取ってもいいでしょう。目的は、仕送りプランを実現できる家計になることです。

下表は、こだわり支出とその妥協案の例です。こうやって書き出すと、客観的に見ることもできます。節約は、ノーリスク・ミドルリターンの投資にも匹敵します。侮らずに1度は書き出してみてください。

表2 どうしても削れない「こだわり支出」とその妥協案の例

費用 こだわり支出 妥協案
食費 無農薬野菜とミネラルウォーター ミネラルウォーターはネットで安い物を探す
記念日は三つ星レストラン 三つ星は5年に1回にする
日曜は家族で外食 予算を下げる
被服費 ブランドのものも買いたい バーゲンを狙う、点数を絞る
夫のスーツは年2着オーダーメード オーダーメードは半分にする
レジャー費 年に1回は海外旅行 2年に1回にして、さらにエリアや日数等で予算を下げる
交際費 ついつい部下におごってしまう 飲む回数を減らす
おごる回数を減らす
小遣い 夫のゴルフと妻のフラメンコはやめられない 夫は煙草をやめ、妻は美容室の頻度を減らしこづかいを5,000円ずつ減らす

削った分で投信積立を!

今回の支出の見直しで「未来への仕送りプラン」は実現したでしょうか? まだまだ遠いという方は、前回も書いたように、「仕送りプラン」そのものを見直すか、世帯収入を上げる努力が必要になります。未来の自分の生活を思いやる気持ちが大事ですね。

最後に1つ提案です。家計の見直しで仕送り額を5,000円でも1万円でも増やすことに成功した暁には、投資信託の積立などに回し、お金に働いてもらうことも考えてはいかがでしょう。せっかく捻出した資金、大事に育てて、未来の自分へ送りたいものですね。

ワンポイントアドバイス

「仕送りプラン」が厳しい場合、まずは支出削減を実行しましょう。固定支出の見直しと共に、大人ならではの「こだわり支出」の見直しもお忘れなく! 使いたいところに使うなら別のところを削るなど、妥協点を見つけてください。家計の見直しで捻出した資金は、未来の自分の生活に必要な資金でもあるので、預金だけに頼るのではなく、投資信託の積立などで大事に育てることも考えてみましょう。

ファイナンシャル・プランナー 豊田 眞弓

FPラウンジ ばっくすてーじ代表。経済誌・女性誌等のライターを経て1994年より独立系FP。「家計の永続性」をテーマに据え、個人相談や講演会、雑誌や新聞、サイトへの寄稿や記事の監修などを行っている。6カ月かけて家計を見直す「家計ブートキャンプ」も好評。40代からの生き方をマネー面から考える「親の介護・相続と自分の老後に備える会」事務局長。「マイホーム賢い人はこうして買う」(PHP研究所) 、「50代家計見直し術」(実務教育出版社)など著書多数。座右の銘は「今日も未来もハッピーに」。

投資【第2回】

セカンドライフ【第3回】

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